ねこみみどーらくblog

nekomimistのよしなしごと

CUBE U30GTインプレッション。

なんとなく、10.1インチの中華Androidタブレットを買った。CUBE U30GT。

メインプロセッサはRockChip RK3066で、下記のようなものらしい。

  • CPU ARM Cortex-A9 1.6GHz Dual
  • GPU ARM Mali-400MP Quad
  • Memory 1GB

Cortex-A9とMali-400はARM純正コンビなので無難。Samsungも今のExynos4はこの組み合わせだしねー。

今夏のスマホを席巻しているSnapdragon S4のKraitコアはCortex-A15対抗コアなので世代が違って、クロックで上回ったとしても勝負にはならないけれど、Cortex-A9とはいえDualかつ1.6GHzで動けば、初代の1C2Tの1.6GHzのAtomには勝てそうな性能のはずなので、まあ、十分といえば十分。

買ってちょっと動かした後、カスタムファームのEvolution Prime 1を入れた。こいつは普通にrootも取れてるし、Google Playが使えるファームなので、日本語フォントをAndroidのgitレポジトリから取ってきたモトヤLマルベリ3に変更して、あとはINFOBAR A01で使っているソフトなどを入れて設定終了。

重量は658g。決して軽くはないが、持ち歩いて外で使うこような大きさの端末ではないので、そんなに問題ないように思える。あと、Cortex-A9 1.6GHz Dualというのはわりと無理してるようで、負荷かけるとCPUのあたりがけっこう熱くなる。が、まぁ、こんな端末で計算しまくるわけではないので、様子見といったとこと。

それにしても3.7inchのINFOBAR A01と比較するとえらいサイズ差だ。動画でも電子書籍でも、腰を据えてコンテンツを閲覧するにはINFOBAR A01は小さすぎたので、うまく利用できるといいなと思っている。ちなみにINFOBAR A01の画面は小さいが、片手で使う分には理想的なサイズなので、出先で使う端末は今後も3.7inch級を選びたいところ。

ちなみにこの子には前面背面カメラがついている。まあ、ひどい画質ではあるのだが、あるとないとでは大違いだ。前面カメラがあるということはビデオチャットができるということだし。まあ、しないけど :-)  あとBluetoothがついている。何に使うかと言われるとA2DPプロファイルで使うくらいしか思いつかないけど。

だいたい2万円と、中華パッドにしては高かったのだが、見た目の作りもそんなに悪くない感じなのでである。一部組みつけが悪いのかブカブカ浮いてる感じはするのだが……。

1280x800なので、実は今の4.5~4.7inch級スマホと解像度的には大差ないのだが、まあ、今の世代のCPUとGPUで安全に使える解像度だとは言えるかもしれない。高解像度データをハンドリングするにはCortex-A9は非力すぎるし、Mali-400 Quadもそこまで速くない。Full-HD以上はARM純正ならCortex-A15の2GHz Dual以上、GPUはMali-T604世代になってからにするときっとよい。プロセスルールが28nmになって消費電力も下がるだろうしね。